この情報通信機器用の金属筺体はSECC製のサーバーラックで、溶接を行わずに、ネジ止めだけで組み立て、分解ができる構造となっています。溶接構造ではないので入熱による歪みはなく、正確な寸法のサーバーラックです。

金属筺体の場合、その製作工程で溶接が行われることが多いですが、このように、溶接レスにし、ネジやボルトなどの締結部品での締結に置き換えるという工法転換によって、工数削減によるコストダウン、熱による歪みの回避、また、納入後の現場でのメンテナンス性向上を実現することができます。

また、サーバーラック組み立て後はキャスターやカムロック、アクリル板などのアクセサリパーツを取り付けました。

筐体ファクトリーでは、溶接レスによる組み立てができるよう、金属筺体の設計サポートを行っています。その他、金属筺体のコストダウンを目的とした設計、製作に関しても筐体ファクトリーへお任せください。